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『水滸伝』(すいこでん)は、1999年から2005年まで5年10か月に亘って『小説すばる』(集英社刊)に連載された北方謙三の歴史小説。ファンなどからは『北方水滸』とも呼ばれる。連載時の挿絵は西のぼるが担当。第9回司馬遼太郎賞を受賞している。 == 概要 == 中国の四大奇書の一つとされる『水滸伝』を原典としつつも、全体を再構成し、独自の解釈と創作を加えてあるため、原典とはほぼ別物と見て過言ではない。梁山泊や宋江のモチーフがキューバ島やカストロであるとのコメントが象徴するように、全共闘世代である北方の経験や心境を投影した、革命戦記としての要素が強く漂う。 先に発表された『楊家将』や『血涙』とは舞台背景に繋がりがあり、「北方版北宋サーガ」の一つともいえる。また、公孫勝の致死軍の設定には北方版『三国志』との繋がりも見られ、また続編『楊令伝』の設定には『破軍の星』、『武王の門』などの南北朝シリーズとの繋がりが見られる。さらに、これらの南北朝シリーズは全て作品世界を共有し、『絶海にあらず』とも作品世界を共有しており、一連の北方歴史小説は一つの巨大な世界を成している。集英社から、単行本と文庫版どちらも全19巻と別冊1巻が刊行されている。 2006年10月から2010年6月まで、『小説すばる』誌上において続編『楊令伝』が連載された。また、『小説すばる』2011年12月号から『楊令伝』の続編となる『岳飛伝』の連載が開始されている。なお、本作は『楊令伝』連載終了後に北方が明かした『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』の三部作からなる大水滸伝構想の第一部にあたる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水滸伝 (北方謙三)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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